あおもりくまブログアクセスカウンター

2015年5月15日金曜日

チュンデレ

スズメの大半は頻繁に怒ってるが、中には怒って見せている奴も居る。
短くジュジュ!って言ってる奴がそうだ。「もう!待ってたんだから!今日はもう来ないと思ったんだからね!」みたいな。
その証拠に、怒りながらもピッタリと後方を付いてくる。
最近じゃ会社の通用口前で張ってる奴も居て、駐車場まで「ほら!早く!急いで!」ってな感じで急かす奴も。
こうなるともう、オラには奴らの言ってることが人語と大差なく聞こえてしまう訳でw

人間同様に彼らの中にはとても頭の良い個体も居る。
焦ってもしょうがない。待っていれば必ず貰える。一番近い所に居れば早く貰える。絶対に危害を加えてこないと思ってる個体は、大抵の場合は黙って待っている。彼が最も最初の一羽に近い存在。
そいつがオラの近くにいて、堂々としているから、他の個体も「ああ、このニンゲンは大丈夫なんだ」と思って近づいてくる。勿論、最初の一羽ほど信頼はしていないから、完全に腰が引けている。態度でそれぞれが何を考えているか手に取るように分かる。スズメにも1羽ずつ個性があって、考え方も異なり、中には変わった行動を取る個性的な奴も居る。
今日なんか螺旋状に舞い降りて、そのままエサを咥えて猛ダッシュ!という行動を繰り返す変わり者が出現。目が回らないのだろうね・・・あんなことしてw

そういう些細な出来事が積み重なって、スズメという生き物がどのような考え方で行動しているのかが分かってくる。分かってくれば警戒させないように注意しながら少しずつ距離を狭められる。彼らの声を聞き、それを真似る。勿論、真似れば内容によって意味が違うので、それに対する返答が有る。後は只管言葉の意味を試す。どこで、どのようなタイミングで、どのくらいの強さと音程と回数と微妙なイントネーションを使えば正しく会話が成立するのかが分かってくる。

オラにも発音できない言葉があるのは当然としても、そこはニンゲンの言葉で構わない。意思の疎通がある程度進めば、向こうもこちらの言語を凡そ理解して適当な答えをしてくる。互いに違う生物であるから言葉が性格に伝わるとは限らない。でも、7割ほど通じていれば会話は成り立つ。あとは身振り手振りや態度と表情。視線と声の感じで分かる。

彼らはその脳のサイズに見合わないほどの知能が有る。同時に個性も合って、意外なほどに色々なことを考えている。
全く知らないスズメに話しかけても、最初はニンゲンが声を発しているとは気づかずに明後日な方向を見てジュジュジュジュジュ!(ここは自分の縄張りだから出て行け!)って言うのだけれど、オラが発していると気付くと、「え?」って顔して「なんだよー!馬鹿ー!」って感じの捨て台詞を出して飛んで行く。既にそんなレベルで話せるのだが、これが何の役に立つかはオラ自身も分からない。

(*´(Д)`)=3 でもいいや、スズメ可愛いしw  ちっちゃくて可愛いは正義!w

0 件のコメント:

コメントを投稿