あおもりくまブログアクセスカウンター

2010年8月1日日曜日

TVで骨髄移植のドナーを求める内容の番組やってますが

一番の問題は本人への負担だと思うな。
社会がそういうドナーへの生活保障をしっかりしないかぎり無理だ。
生活だけじゃない。会社の理解と言うものも必要だ。会社が休まれたら困る!と言ったら登録しても提供できないからな。
登録して提供するには
①提供者への謝礼。幾らなんでも自分の体に傷をつけるんだ。人ひとりの命を救おうってのは崇高な目的であろうとも、それは無料って訳にはいかないだろう。特に女性の場合はそうなんじゃないのか?
②会社がドナーへ社会貢献としての休業補償をする。会社には医療機関が協力費として補償する。
③ドナー登録者には提供部位の今後の受診・治療に関して無料化。骨髄を提供した人がその後、白血病になったら、骨髄移植の費用は無料ってことだ。

ドナー登録をやっている場所の紹介や、そこで相談を受けていると言っても、本人に登録の意思があっても敷居は高い。医療が進歩しても、時代が進んでも無償の愛というのは現実的にありえないのですよ。

だからこうすればいい。

カテーテルによる骨髄液に抽出技術の確立。これにより、献血感覚で骨髄提供が可能になれば、ドナーが負担する体や金銭的な負担が殆ど無くなる。体の傷跡も小さくて済む。
社会貢献度カードの発行。それにより各種サービスが格安で受けられたり利用可能になる。免許更新費用の無料化や、各種資格取得の費用負担など。
犯罪者の強制ドナー登録。社会に迷惑をかけた代償にドナー登録を強制する。拒否されたら禁固追加。協力したら減刑。特に重犯罪者には命を奪った代償に、誰かの命を助ける義務があると思う。

いまのドナー制度は提供者側に過分な負担を強いており、提供者には過分な費用の負担を強いている。もっと医療費も下がり、提供者も簡単に見つかり、ドナー登録者が快く提供できる環境を作らない限りドナーは一気に増えることは無いと思うぞ。

0 件のコメント:

コメントを投稿