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2009年6月22日月曜日

カラスの生態:魚を積んだトラックが分るカラス

はい注目。
なんだか分るかな? これだけ↓800x600ピクセルです。拡大してください。


はい、カラスですね。トラックの後方から垂れたホースからは水が・・・



で、カラスの拡大。


今日、面白い光景を目にした。

信号待ちのときにカラスが電線からトラックの荷台に下りてシートの隙間にクチバシを突っ込んでいる。
しかも、待ってましたと言わんばかりに目掛けて。

トラックを見ると、後方からホースが出て水がジョボジョボ出てる。



これは魚と氷を満載したトラックでは普通だ。
しかも、このトラックは平ボデーで、遮熱シートを掛けただけ。
当然、隙間から魚が見えているときたもんだ。

カラスはその隙間からほじくりだして魚を食べていた。
しかも1羽ではない。それを確認したほかのカラスも2羽登場。
信号が青になるまで突付いていた。

カラスが車の構造から食べ物を積んだトラックかどうか見分ける。
これは魚の水揚げがある街では見られるかもしれないひとつの文化かもしれない。

( ´(Д)`)y━~~~ マジ頭いいな、惚れるぜぇ


さてさて・・・

Wikipediaのカラスの項目には書きたいことがいっぱいあるんだよな。
今日、ちょっぴりハシボソガラスの項を書き足した。
あまりにも情報が少ないんでね。

ほんと、カラスを観察して2年。間近で接して1年半。
幼少の頃から気にして見てきたから実質的に30年以上カラスを見ている。
カラスは見られると「見られていることを意識する鳥」である。
単に逃げるとかそうではない。
「なーに?」みたいに見たり、「うぇ!、おまえ何見てるんだよ!」ってリアクションしたり、「なんかくれるのか?」って寄ってきたりもする。カラスによって図々しいのから紳士的なのから最悪なのまで色々居て、地域や住んでいる生活環境で食性や経験も違うし、頭が良いからどんどん学習して、それを他のカラスも真似るもんだから地域的に「する」「しない」などの差はあるけど、カラスは伝達能力があるから文化は伝わるんだよな。

それにさ、ローカルルールってのをちゃんと理解しているし、人によっても態度が全然違う。
つまり、人を見るんだよ、カラスはさ。
こっちがカラス観察しているときに、カラスは人間観察している。
だから、たかが黒くてデカい煩い鳥だって思うんじゃなくてちょっとだけカラスを意識して見ればアイツらの行動ってのは凄く分り安くて合理的で知性が伺える。

この観察結果や知識ってのはオラは出し惜しみするつもりは無いけどさ、オラんとこの情報を引用する時はできればちゃんとリンク貼って欲しいのよ。
出版済みの本なんかに載っていないような情報までバンバン出すつもりだし、結構有用な情報出しているけどレスポンスが無いからなぁ・・・

(´・ω・`) クソが特攻して馬鹿呼ばわりすることはあるけどさ。

オラは学術的観点で観察してるだよ。

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