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2008年8月28日木曜日

産地偽装

青森県(福地村や上北地方が主な生産地)はニンニクの生産量・品質ともに日本一である。
県内ではカツオニンニク・梅カツオニンニク、青南蛮味噌ニンニクなどの商品も普通にスーパーで売られている。

先のリンゴジュースの偽装問題について、生産量に見合わない量のりんごジュースが出荷されているという現状に、他の青果物も大丈夫だろうかと考えてしまう。

ニンニクは上記商品に関して言うならば、粒の形状などからして中国産のニンニクである。
それについては表示をすれば問題ない。現状はどうかは分からないが、明らかにそれら加工品については青森県産品は原料の価格が高い。
見ればすぐに中国産であると分かるものを産地偽装していないか県はチェックする必要があるのではないか。

また、長芋も北海道の生産量と均衡しており、北海道産の長芋を大量に買い付けて青森県産と表示していないか。

逆は無いかと思うところもある。生産量が日本で2位・3位の青果物である。
これらが、逆に日本一の生産地で買い付けられてその1位の生産量を誇る県でラベルの張替えが行なわれていないか。

そうそう、思い出した。
先日、スーパーで青森県産という表示のシジミ貝を見た。
価格が安い。しかし、十三湖産のシジミは品質・血統ともに日本一のシジミである。あんな値段で売ってるわけが無い。つまり、あのシジミは小川原湖産のシジミであると思われる。
十三湖のシジミは鮮度が良いと真っ黒である。小川原湖産のシジミは少し色が薄い。
また、同じ十三湖産のシジミをエアコンプレッサーでしばらく生き長らえさせておくと、表面の黒い色素が剥げ落ちてきて茶色というか、黄色っぽい色になる。
長いこと生簀に入れておくと当然ながらシジミも疲労する。水道水などの栄養の無い水に漬け込んでおいても飢餓状態でシジミの身は痩せる。
そんな品質のシジミだから安く出せるのかもしれない。
ちなみに、小川原湖には中国産のシジミが大量投棄されたこともあり、今後もしくは既に影響は出ている可能性もある。

食に対する品質について消費者が敏感になっている以上、問題が発覚する前に対処してはどうかと思う。とくに、りんごについては加工品(ジュース・ジャム・アップルチップス・煎餅)なども含めて、中国などから安く仕入れたものを県産品として販売していないか。
また、落果りんごをジュースにする以上、未成熟なものが大量に入ると糖度が下がったり、品質にばらつきがでるのを防ぐために砂糖などを混ぜていないかなど入念にチェックして欲しい。

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